大人って、長いし自由だし、でもちょっと不自由?
昔見た安藤サクラさん出演のポカリスエットのCMの一言 「大人ってなっがいよ」。このセリフ、なんだか忘れられなくて、思い出すたびに「ほんとそれ!」って思います。だって、大人になると自由って言われるけど、自由すぎて何すればいいのか迷うし、社会人としての責任もあって意外と窮屈。それにしても、大人って本当に長い。休憩時間とかあるんですかね、人生に。
このCMを作ったのはコピーライターの麻生哲朗さん。「大人ってなっがいよ」みたいに、日常のシンプルな言葉を使って、深い意味をポンッと投げかけてくる天才。ほかにも「お金ってなんだろう」とか、「自由ってなんだろう」みたいなテーマをCMにしてて、考えさせられるんですよね。 「甘くない。引きずらない、もう、青くない。」という キリンビールの コピー。これ、大人の世界を完璧に言い表してません?青春の甘酸っぱさから抜け出した、ちょっと渋めの人生の味。それでも、そこにどこか潔さが漂ってる感じが、なんとも大人っぽい。そういうの、憧れますね。 こういう人がいるから、テレビの前で「うーん」って悩む大人が増えるんじゃないかと思います(笑)。
こんな大人、かっこいい!安藤サクラさん
安藤サクラさんのエピソードで、もう一つ私が好きなのが、一重瞼に悩む娘さんに 彼女は「あなたが大きくなるまでに、一重を流行らせるから大丈夫だよ」って言った話。これ、めちゃくちゃかっこよくないですか?もし私が子供だったら、「お母さん、スーパーヒーロー?」ってなると思う。
でも、これって冗談じゃなくて、彼女の強さやユーモアが詰まった言葉だと思うんです。 シンプルだけど愛に溢れてますよね。自分の個性を肯定し、それを子供にも伝えられる親って、本当に素敵だと思います。 「あなたのままで美しいんだよ」っていうメッセージそのもの。こういうお母さん、憧れます。私も「大丈夫。〇〇だから!」って堂々と言える人間になりたいなあ…とか思ったり。
青くないけど、渋いっていい
大人になると「青くない」瞬間が増えるけど、それはそれで悪くないかも。例えば、好きなだけコーヒーを飲める自由があるとか(胃が追いつくかは別として)。夜更かしして好きな映画を見たり(次の日の睡魔とむくみは考えず)。そんな小さな自由の積み重ねが、大人の「甘くないけど渋い」楽しさなのかもしれません。
そして、たまに迷った時は、「大人ってなっがいよ」を思い出す。長い旅だからこそ、無理に急がなくていい。寄り道だって、たまには必要。そんな風に、自分らしい「大人の旅」を楽しんでいきたいと思うんです。
By:Nakamura